大腸内視鏡検査
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内視鏡の種類
大久保内科外科(内視鏡)クリニックでは、疑わしい病変を見逃さず、正しい診断を行えるように、苦痛の少ない検査を行います。
胃カメラ
経鼻内視鏡
大腸カメラ
当クリニックには日本消化器内視鏡学会の認定を受けた専門医と内視鏡技師3名が常勤しています。
医師、内視鏡技師とも長年同じ施設でチームを組んでいましたのでチームワークが自慢です。
大腸内視鏡検査
大腸内視鏡検査は早期大腸がん発見し、診断と治療の両方が可能な検査です。
大腸がんの原因は、いぼ状のポリープと平坦な陥凹型病変が有りますが、ポリープは発見しやすく切除もわりと容易に出来ます。
一方陥凹型病変は
発見が難しく見逃されやすい病変です。
また速いスピードでがんになりやすく、10㎜以下の小さながんでも転移することがあります。
大腸内視鏡検査の準備
内視鏡をスムーズに挿入し、陥凹型がんを発見するためには腸の中をキレイにしなければなりません。
腸に便が残っていると陥凹型がんなどの発見が困難になります。
しかし腸の中をキレイにするためには大量の腸管洗浄液を飲まなくてはなりません。
1800~2000mlの腸管洗浄液を飲むのが一般的です。
患者さまは検査よりもこの準備の方が苦痛だとよく言われます。
腸管洗浄液の量をなるべく少なくするために色々なプランを考えています。
前日の食事を検査用レトルト食にしたり、夜の下剤を少し強力なものにする事で、当日の腸管洗浄液の量を約半分の900~1000mlにする事が可能です。
自宅で腸管洗浄液を飲んでいただき準備ができて来院いただく方法もございます。
検査
検査台に横になり軽い鎮静剤を注射します。
その後、肛門から内視鏡を入れ盲腸まで挿入します。
約1.5mの長い大腸をアコーディオンをたたむように直線的に挿入します。
この技術を使うことにより痛みはほとんど感じません。
しかも速やかに検査を終わらせる事ができます。
肛門から盲腸まで挿入にかかる時間は2分から15分程度で平均は6~7分位ですが、早く挿入する事が重要ではなく丁寧に腸をたたむ事が大切だと考えています。
必要に応じポリープ等の切除を行い出血予防のため切除部をクリップで縫合閉鎖します。
当クリニックの大腸内視鏡検査の特徴
- 検査の準備法は患者さまとよく相談し、症状に合わせたプランを提案します。
- 鎮静剤・鎮痛剤の注射と直線的挿入をする事で痛みはほとんどありません。
- 大部分の方はポリープを切除しても入院の必要はありません。
- 炭酸ガス注入装置を使用する事で検査後のお腹の張りはほとんどありません。
胃内視鏡検査
東アジア(日本、韓国など)は胃がんの発生率が多いと言われています。
それはその地域のピロリ菌の毒性が強いためと言われています。
小さながんであれば内規鏡で手術する事が出来ます。
ピロリ菌検査と年に1度の内視鏡検査をおすすめします。
朝食を取らずにご来院いただければ、当日中に検査をするように心がけていますが予約をしていただいた方がよいです。
また朝食を取っていても昼食を取っていなければ、午後3時以降であれば検査が可能です。
当クリニックでは経鼻内視鏡と通常の経口内視鏡の両方の内視鏡を用意しています。
経鼻内視鏡検査
鼻の中と喉の麻酔をした上で直径5mmの内視鏡を鼻より挿入します。
検査時間は約5分間で、必要に応じ組織検査を行います。
鎮静剤の注射を行わなくても検査は可能ですが多少鼻腔と喉の違和感はあります。
苦痛のない検査をご希望の場合は鎮静剤の注射を行います。
鎮静剤を使わない場合は、検査と説明が終わればすぐに車の運転が可能ですが、鎮静剤を使用した場合は約1時間ベッドで休んでいただきます。
経口内視鏡検査
喉の麻酔をした上で鎮静剤の静脈注射を行った後、検査を行います。
検査時間は約5分間で、必要に応じ組織検査を行います。
経鼻内視鏡にくらべ直径は9.8mmと太いのですが、その分解像度がよく細かく観察することができます。
また内視鏡治療などもできます。
検査後の車の運転は控えるか、もしくはしばらく休憩が必要です。
経鼻内視鏡と経口内視鏡を比較すると多くの方が経鼻内視鏡の方が楽だったと答えますが、診断能力では経口内視鏡の方が勝っており、どちらが良いかは一概には言えません。
詳しくは医師・スタッフにお尋ねください。
当クリニックには、日本消化器内視鏡学会の認定を受けた専門医2名と内視鏡技師3名が常勤しています。
医師、内視鏡技師とも15年以上同じ施設でチームを組んでいました。
胃内視鏡検査の準備と手順
朝御飯を食べないでご来院ください。
薬の服用を中止していただくことがあります(予約に来られたときにご説明します)。
経鼻内視鏡検査は鼻と喉の麻酔と場合により軽い鎮静剤の注射をします。
経口内視鏡検査は喉の麻酔と軽い鎮静剤の注射をします。気持ちをほぐすためのお話をスタッフや医師がしながら、検査を行います。
検査は5分程度で終了します(力を抜いていただければ、それほどつらいものではありません)。その日のうちにわかる結果はご説明します。組織検査をした場合は1週間以降にご説明をします。
1)鼻腔に局所血管収縮剤をスプレー
2)麻酔薬を塗ったチューブで局所麻酔
3)内視鏡を挿入吐き気や痛みがない!
4)検査が済んだら麻酔が覚めるまでしばらく休憩
5)休憩用の個室もあります